愛犬を亡くした悲しみから、ペットロスになって
しまう飼い主は少なくありません。
ペットロスから立ち直ろうとするときに、新しい
ペットを飼うことは効果的と言われていますが
どのくらいの時期で飼うのがベストか分からない
という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ペットロスから立ち直り、次の犬を
飼い始める期間、または注意点をご紹介していきます。
先代わん子の魂が次のわんこに宿る?それを踏まえ次の犬を飼うタイミング
『先代わんこの魂は、次のわんこに宿る』という
言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、動物研究家のムツゴロウさんの言葉で
ペットが自分よりも先に亡くなってしまったと
しても、一緒に過ごした時間や共有したものは
心の遺伝子となって、つながっていくという
意味です。
つまり、悲しみにばかりにとらわれずに、また
新しい子と思い出を作っていくという
ことでもあります。
また、次の犬を飼うタイミングや期間には、特に
決まりはありません。というのも、人それぞれ
悲しみから立ち上がるのにかかる時間が異なる
からです。
・前のペットが亡くなって1ヶ月以内
・新しいペットとの縁を感じたとき
といったように、タイミングはさまざま。
自分の周りで子犬が産まれた・ペットショップを
のぞいたときに縁を感じたというのも、1つの
目安として考えると良いかもしれません。
新しくペットを飼うときに、あまりにも期間が
短いと周りから『不謹慎』と言われることも
あるかもしれません。
そう聞くと、新しい子を迎え入れようとしていた
前向きな気持ちも、揺らいでしまいますよね。
しかし、あなた自身が新しい子も先代の子と同じ
ように、愛情を注いでいくことができると思って
いるのであれば、周りの言葉に流される必要は
ありません。
『またペットと暮らしてみよう』と思えるときが
次のペットを飼うタイミングだと覚えて
おきましょう。
ペットロス後に後悔ばかりしないで!次を飼うメリットと留意したい事
ペットロスになってしまうと、もっと遊んで
あげればよかった…といったように、自分を
責めてしまう人も少なくありません。
そして、そこから『自分にはもう、ペットを
飼う資格がない…』と思ってしまう人も
いるのです。
そんなときは、新しいペットを飼うことには
次のようなメリットがあることを、思い
出してみると良いかもしれません。
・新しいペットを迎えることで、先代のペットとの
思い出に向き合うことができる
・失った辛さを新しいペットが癒してくれる
・孤独を感じない
ペットロス後に新しくペットを飼うメリットは
上記を含め寂しさや悲しさをペットが癒して
くれることです。
新しい子との生活がスタートすることで、散歩や
トイレ・ごはんのお世話が必要になるため
悲しんでばかりではいられませんよね。
お世話をすることで気分転換にもなり、自然と
先代の子との思い出を振り返ることもできる
でしょう。
ただし、再びペットロスにならないよう次の
ことに注意することも大切です。
・ペットに依存しすぎない
・ペットの寿命をしっかりと理解しておく
・ペット仲間を作るようにする
新しい子との生活でペット中心の生活になって
しまうと、再びペットロスになってしまう
可能性も…。
楽しみはペットと過ごすだけ、とならないよう
自分が楽しむことができる趣味を見つけて
おきましょう。
また、ペットのことを気軽に相談できるような
ペット仲間を作っておくのも大切です。
仲間を作ることで小さな出来事も気軽に相談
できるようになり、心も落ち着きやすく
なるはずですよ。
まとめ
ペットロス後に新しい子を迎える時期には
とくにこれといった決まりはありません。
・自分がまた、ペットと生活したいと思える
ようになったときが、新しい子を迎える
タイミング。
・タイミングは人それぞれのため、周りの
意見に左右される必要はない。
・ペットロス後にペットを飼う最大の
メリットは、悲しみを癒してくれること。
・再びペットロスにならないよう、ペット
以外に楽しみを見つける。
・ペットは人間よりも長く生きることはでき
ないと寿命を覚えておく。
・ペット仲間を作る。
といったようなことを、覚えておきましょう。
ペットロス後に新しい子を迎えるときは
自分が 新しい子と生活していけるかどうかを
しっかりと確認することも忘れてはいけません。
家族がいる場合は、自分だけの気持ちだけなく
家族全員が受け入れ態勢が整っているかを
確認することも、忘れないでくださいね。