新型コロナウイルス感染が拡大しています。
初期は高齢者が発症しやすい、そして重症化
すると言われていて、若年層にはそれほど
危機を伝えることはありませんでした。
ただ、最近若年層への感染、発症も聞か
れるようになりました。
政府専門家会議の尾見茂副座長は若年層の
重症化の事例として「過度のダイエットは
重症化のリスクがあるので、控えてほしい」
と警鐘を鳴らしています。
過度のダイエットが、どのように新型コロナ
ウイルス感染に影響があるのか、調べて
みましょう。
ダイエットのし過ぎはコロナ対策に NG!? 休みの期間に失敗した例
極端なダイエットをしていると、新型コロナ
ウイルスに感染した時に重症化してしまう
とういう報告があります。
数値として出ているのですが、重症化しやすい
のは「BMI18以下」の人が多いということです。
BMIとは、体格指数(肥満度を表す)のことで
計算の仕方は次のようになります。
体重(キログラム)÷身長(メートル)の2乗
自粛期間が長かったために、「コロナ太り」を
気にする声が多く聞かれました。
私の家族もみんな自粛前よりも体重が増えました。
外出を控えていることから運動不足になっていて
普段間食をしなかった人も、自宅で気軽に食べ物を
口に運んでしまった結果ですね。
どうしても体型を気にしてしまいますが、実は
こんなデータがあります。
新型コロナウイルスに感染することで発症する
「肺炎」に注目してみます。
肺炎で入院し重症化した人の死亡率ですが
太っている人の方が低いデータがあります。
BMI値が高い人ということです。
理由は、肺炎は肺に炎症が起こり発熱が起こる
ので、エネルギーをたくさん使います。
体内に脂肪を蓄えている体型の人の方が、脂肪から
そのエネルギーを作ることができるんです。
新型コロナウイルスは発熱の期間も長いので
それだけエネルギーを使うということですね。
自粛期間に過剰にダイエットを頑張るのは
新型コロナウイルス感染の面からみると
逆効果になってしまいます。
コロナで休みの期間中にダイエットしたい!どのようにすれば OK?
新型コロナウイルスに対抗するからだ
作りとして、前章では過剰なダイエットは
オススメしない内容を書きました。
では、このお休みの時間を使ってする「オススメ
のダイエット」とはどのようなものでしょうか?
まず、自粛期間で家の中で過ごすことが増えたので
食生活の見直し、管理ができるようになります。
オススメしたいダイエットを2つご紹介します。
どちらもダイエットと新型コロナウイルスを
防御するからだ作りができます。
■ 腸内環境を整える
新型コロナウイルスを防御するためには
からだの免疫力を高めることが第一です。
免疫力を語る時に必ず登場する「腸」。
からだの中で免疫に関わる細胞の6割以上が
腸にあります。
腸を健康に保つことに重点を置く食生活を
することで、ダイエットに繋がります。
腸に負担をかける食材などは太る原因に
なるものが多いからです。
腸内環境を整える食材
・発酵食品
・食物繊維の多い食材
・肉を中心とした食事ばかりはNG
ここにあげたことを意識するだけで腸内環境が
格段に良くなります。
発酵食品で代表的なのは納豆、ヨーグルト
味噌、キムチなど。
大量に摂るということではなく、毎食少し
づつ継続していくことが大事です。
食物繊維は野菜がまず浮かびます、野菜だけ
ではなく、海藻類、キノコ類もたくさんの
食物繊維が含まれているので、積極的に
食べるようにしましょう。
毎食肉が続かないように、主菜となるタンパク質を
肉、魚、大豆製品を同じくらいになるように
摂取しましょう。
■ 16時間断食
断食というと、とても難しくツラいイメージが
あると思うので、チャレンジしにくいですが
この16時間断食というのは、食事は3食
内容も気にせず食べることができます。
ただし、24時間の中で8時間内に食事を
済まします。
そうすることで、16時間何も食べない時間が
あることになります。
細胞は空腹の時間に内側から新しく生まれ
変わることができます。
また、食べることによって消化させるために
内蔵全体が動きますよね。
空腹の時間があることで、内蔵を休ませることが
できるんです。
エネルギーをためて、細胞を活性化させることが
からだ全体の力を強くすることができます。
もちろん、8時間以内の食事することで
ダイエット効果もあります。
初めは14時間断食をしてみたりして、
挑戦してみましょう。
まとめ
自粛期間を過ごしてみて、私の生活の中に
「不要不急の外出を控える」というルールが
できました。
そうなるとどうしても運動不足になって
結果コロナ太りです。
すぐに「ダイエット」が浮かびましたが
「体重を落とす」ことが1番ではなくて
食生活の見直しに重点を置く時なんだなと
気付きました。